この記事のまとめ
- サービス利用の重要ポイントは、「業者選び」
- 会社とやり取りする必要なし。
- 入念な事前打ち合わせがスムーズな退職のコツ。
- 退職代行を実際に利用する流れってどうなってるの?
- サービス利用の詳しい流れはどうなってるの?
- 利用前にどこまで対応してくれるのか知りたい。
あなたの代わりに退職の意思を伝えてくれ、ムダなプレッシャーを感じずに済むと人気なのが退職代行サービス。さらには退職後の転職サポートを行ってくれるなど、20代の若い世代を中心に人気を集めています。
でも、退職代行って利用したことない人にとって、どこまで対応してくれるのか分からないといった意見も…。
そこでこの記事では、退職代行を利用するの実際の流れを7ステップで解説しています。
- 退職代行を利用する流れが分かる。
- 事前に準備しておくことが分かる。
- 実際に利用した流れが分かる。
退職代行を利用したいけど、どんな流れなのか気になっている人は、ぜひ参考にしてください。
退職代行を利用する流れ(使い方)を7ステップで解説
退職代行を利用する際の流れはどうなっているのでしょか?退職代行業者を利用する実際の流れは、以下の7ステップ。
- 利用する退職代行業者を探す。
- 退職代行業者とコンタクトを取る。
- 相談の上、正式に申込みをする。
- 退職代行業者と打ち合わせを行う。
- サービス料金の支払いを済ませる。
- 担当者から会社へ連絡する。
- 担当者から完了報告を受ける。
- アフターフォローを利用する。
利用者自身が自発的に行動するのは、「業者を探すこと」と「申込みをすること」の2点だけ。あとは退職代行業者とのやり取りがメインとなり、細かいことは業者に全て丸投げすることができ非常に簡単なので、退職代行サービスは「辞めたくても辞められない方」だけでなく「退職作業が面倒な方」にもおすすめです。
具体的な流れについて、それぞれ見ていきましょう。
ステップ0. 利用する退職代行業者を探す
まず最初に退職代行サービスを利用する上で最も重要なのが、利用する退職代行業者を探すこと。誤った業者を利用してしまうと、退職できないばかりでなく、会社とトラブルになってしまうことも…。
退職代行業者の運営団体ごとにできることとできないことがあります。以下の表を参考に自分自身がどこまで対応してもらいたいのか?を考慮して、退職代行業者を選ぶようにしましょう。
比較項目 | 労働組合法人 | 弁護士事務所 | 一般企業 |
---|---|---|---|
会社への通知 | できる | できる | できる |
即日退職 | できる | できる | できる |
有給休暇の消化 | できる | できる | できない |
残業代などの請求 | できる | できる | できない |
退職届の代筆 | できない | できる | できない |
裁判の代理人 | できない | できる | できない |
料金相場 | 2~5万円 | 5~20万円 | 1~5万円 |
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ステップ1. 退職代行業者とコンタクトを取る
利用する退職代行業者をピックアップしたら、実際にコンタクトを取りましょう。
相談方法は、おもに以下の3つの方法が一般的です。
- 電話
- メール
- LINE
退職実績の多い退職代行業者は、24時間対応であることがほとんど。とはいえ、他の退職希望者の対応中などの場合、すぐに返信や返答がくるわけではないので、注意が必要です。
ステップ2. 相談の上、正式に退職代行サービスの申込み
退職代行業者にあなた自身が抱えている不安や悩み、現在の状況などを詳しく説明しましょう。
- なぜ辞めたいと思っているのか
- 職場や上司などの人間関係
- いつまでに辞めたいのか
- 似たケースで利用後トラブルの有無
- 有給取得や退職金など
上記の内容に加えて、サービスの対応範囲や退職後のサポートの有無などを確認しておくと、「利用しなければよかった」・「別の業者にすればよかった」といった後悔をすることがなくなります。
あなた自身の不安や疑問が払拭されれば、正式にサービスの利用申込を行いましょう。
ステップ3. 退職代行業者と打ち合わせを行う
正式にサービス利用の申込みをしたのち、担当者と打ち合わせを行います。
おもに以下の内容を聞かれることになるので、すぐに回答できるように準備しておくとよいでしょう。
利用者情報 | 勤務先情報 | 退職時の要望 |
---|---|---|
氏名 | 会社名 | 希望の退職時期 |
生年月日 | 勤務先の電話番号 | 業者が連絡する日時 |
現住所 | 所属の部署名 | 有給休暇の消化 |
連絡先 | 雇用形態 | 退職金や残業代の請求 |
退職理由 | 勤続年数 | 必要書類の送付 |
契約期間 | 家族や実家への連絡拒否 |
その場で回答できる内容がほとんどですが、勤務先の電話番号は、業種や職種によって「本社」または「勤務先」の両方を準備しておく必要があります。
「退職理由」についても、業者側から「会社側に伝えても大丈夫ですか?」と事前に聞かれることがあります。会社側の印象が悪くなる(給与が安い・仕事にやりがいがないなど)場合は、「今後、自分のやりたいことを探したい」などといったふんわりとした内容を伝えてもらうようにしましょう。
一方でパワハラを受けていたり、セクハラ・モラハラなどの会社側が職場改善に取り組む必要がある内容であれば、そのまま伝えてもらっても問題ありません。会社側としては、改善すべき貴重な情報として重宝されることも。
一通りの打ち合わせ内容が済むと、担当者から「今後の流れ」や「入金方法」に関する説明があります。担当者のアナウンスに従って、進めていきましょう。
ステップ4. サービス料金の支払いを済ませる
利用する退職代行業者によって支払い方法は異なりますが、一般的なのは以下の2種類。
- 銀行振込
- クレジットカード
利用者側の利便性を考慮して、退職代行業者側もさまざまな支払い方法に対応するようになりました。
- コンビニ決済
- PayPay払い
- LINE Pay
- ビットコイン
- その他電子マネー
退職希望者の中には、退職後の生活に備えて、手元に現金を残しておきたい人も少なくありません。「分割払い」や「後払い」に対応している業者もあるので、問合せや申込みの時点で相談してみると良いでしょう。
ステップ5. 担当者から会社へ連絡する(サービス実施)
事前に打ち合わせた内容をもとに担当者からあなたの職場へ連絡が入り、サービスの実施が行われます。
職場によっては、退職代行業者から連絡が入ると、以下のようなケースが考えられます。
- 職場から直接電話がかかってくる。
- 上司や同僚が自宅に訪問してくる。
- 職場から実家や家族に連絡が入る。
ブラックな職場であるほど、退職代行業者を無視し、独善的な行動をとりがち。あらかじめ、会社の電話番号を着信拒否にしたり、外泊するなど対策を講じておくと余計なストレスを抱えることがありません。
事前の打ち合わせ内容が不十分であったり、ヌケモレがあったりすると、複数回の連絡が必要になることがあります。サービスの実施前に入念な打ち合わせをおこなっておくと、スムーズに退職代行サービスが実施されます。
基本的に会社とのやりとりは、退職代行業者を通しておこなわれるので、あなた自身が直接、連絡を入れることはありません。はやる気持ちを抑えながら、担当者からの完了報告を待ちましょう。
ステップ6. 担当者から完了報告を受ける(サービス完了)
会社側から退職の承認が得られたら、担当者から完了報告の連絡が入ります。
- 退職承認の可否
- 退職届の送付について
- 私物や貸与物の取り扱い
- 退職書類の送付
- 転職サポートの要不要
職場によっては、指定書式の退職届の提出を求められることがあります。会社側から退職届の書式を指定された場合、自前の書式で退職届を提出すると事務処理が滞り、退職書類の発行が遅れてしまう恐れがあります。スムーズに退職手続きを進めるためにも会社から書式を指定された場合、所定の書式を使用し、退職届を作成しましょう。
ステップ7. アフターフォローを利用する
退職手続きが完了したら、「休養期間をとる」・「転職活動を始める」のいずれかになります。退職代行業者によっては、以下のアフターフォローがあります。
- 転職サポート
- 失業給付金申請サポート
- 無料カウンセリング
退職前は、利用の意向はなかったけど、退職後に必要性を感じる人も多く見られます。業者によって、アフターフォローの内容や進め方も異なるため、アフターフォローを希望される方は、担当者に相談してみましょう。
退職代行サービス利用時によくある質問
ここからは、退職代行サービスに関して良くある疑問、不安な点について回答いたします。
まとめ:退職代行を利用する流れは、簡単7ステップ!
退職代行サービスを利用する流れを7ステップで解説してきました。
これまでの内容を振り返り、以下にまとめとします。
この記事のまとめ
- サービス利用の重要ポイントは、「業者選び」
- 会社とやり取りする必要なし。
- 入念な事前打ち合わせがスムーズな退職のコツ。
退職代行サービスは、苦手な上司と顔を合わせることなく退職できる便利なサービスです。サービス利用も基本的に退職代行業者の担当者との打ち合わせがメインとなり、会社とやりとりをする必要はありません。
とはいえ、退職後には自分自身で行う手続きもあります。退職後の手続きに関しては、以下の記事を参考にしてください。
≫
退職代行サービスは、「辞められない職場」から自分自身を守る正当な手段の一つです。人生の中で合わない職場で過ごす時間ほど、ムダなものはありません。退職にムダなエネルギーを消費するよりも退職代行を有効活用して、転職活動などの新たなスタートを切ることに専念したほうが、よほどコスパが良いといえるでしょう。
ぜひ、本記事を参考に、いきいきと過ごせる新たなスタートを切りましょう。
退職ラボでは、あなたの勇気ある一歩を陰ながら応援しています。
退職代行業者を利用したいけど、間違いのない選択をしたい方は、以下の項目もぜひ、参考にしてください。
当サイトおすすめの退職代行サービス
どうしても退職代行サービスが選べないという人は、退職ラボ一押しの退職代行を利用しみるのも一つの手です。筆者自身も利用したことのある退職代行の中で、レスポンスの早さや対応が一番良いサービスをおすすめしています。
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- 手持ちがなくても後払い利用が可能。
- 弁護士監修の適正サービスで円満退職。
- 提携先の労働組合でさまざまな交渉が可能。
- アフターサービスがめちゃ充実している。
退職代行Jobsさんは、退職ラボで一押ししている退職代行サービスです。
おもな理由は、以下の3つ。
- 筆者が実際に利用した中で一番良かったと実感した。
- 知人に紹介して、知人も円満退職できた。
- 退職代行の利用を無理に勧めてこない。
退職代行業者によっては、「今すぐにでも辞めましょう」とサービス利用をゴリ押ししてくるところもありました。しかし、退職代行Jobsさんは、そういったゴリ押ししてくることもなく、苦しい現状を理解しようと努めてくれ、優しく背中を押してくれました。
職場の人間関係に悩み、心身ともに崩壊しそうなほど追い詰められていた折に退職代行Jobsさんに相談したところ、「休職をしてみるのも一つの手ですよ」と、退職代行をすすめてこず、むしろ別の方法を提案してくれたことで、より信頼性が増しました。
同じように職場で苦しい思いをしている人が、退職代行Jobsさんで辛い現状を脱却し、新たなスタートのきっかけになると幸いです。
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