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プレッシャーを感じることなく辞められると人気の退職代行サービスですが、ネットやSNSでは、「退職代行を使うなんてクズ」・「退職代行に頼るなんて・・・」などといった厳しい意見があるのも事実です。
結論から言うと、退職代行を利用する人はクズではありません。退職代行を利用しようとしまいと「他人を批判することでしか生きていけないアンチ気質」な人は、一定数存在するので気にするだけムダです。
むしろ、そんな無責任な外野の声を気にするよりもまずは、自分自身を労り自分の進むべき道を探すことのほうが何より大切です。
そこでこの記事では、退職代行がクズと言われる実際の声を調査した上で批判される原因やクズと言えない理由・批判されないための対策方法について解説していきます。
この記事のまとめ
退職代行を利用したいけどクズと言われるかもと心配されている方や不安に感じている方は、ぜひ参考にしてください。
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SNSやネット上では「退職代行はクズ」という批判的な意見はありますが、一般的な意見は以下の通りです。
「退職代行を使うのってクズですか?」って質問があり悩んでしまいました😰
— 逆転くん (@gyakuten_geki) April 5, 2021
貴方なら何て答えますか?
1、クズ
2、クズではない
3、時と場合による
ほとんどの人は2と答えそうですが、年配層は1と答えそうですな😅
思いつきと考え抜いた答えは変わってきそうです↓(追加文)
現場でジレンマを抱えながら働いている採用担当者を責める気はありませんが、
— ALLOUT@職務経歴書 (@alllout_com) June 2, 2021
退職代行を使った人間をクズ呼ばわりする人事みたいな、
SNSでオラついている人事垢は
他にもっとやることあるだろ!って思います。
キャリアコンサルタントをされているツイッター主の周辺では、「退職代行を使う人間はクズだ」という意見が散見されたようです。
ツイッター主と同意見で「クズ」呼ばわりする暇があったら、もっと他にすることがあるのでは?
退職代行で辞めるやつは人間のクズだな
— 毎日普通マン (@chan367774370) January 6, 2021
自分から入れされてくださいって言ったのに辞める時は人の力で退職するという無責任な辞め方
だからバカにされるし次の場所でも自分が何が悪いかわらないまま同じ事を繰り返す
医療関係に従事していると思われるツイッター主は「退職代行を使う人間はクズだ」と感じているようです。
発言の中からも「退職代行を使う人間」=「クズ」=「無能」と辛辣な内容がみてとれます。
しかし、発言者は他人を「クズ」呼ばわりできるほど優れた人間なのかは別問題。もちろん、他人を「クズ」呼ばわりする人間に優秀な人間を見たことがありません。
余談になりますが、ツイッター主の近況は大人な内容のリツイートで埋め尽くされていました。(典型的なダメな大人の例と言えるのではないでしょうか)
退職代行ってやめさせてくれないブラックな会社から逃げるためのシステムだと思ってたけど、最近聞くのは「辞めます」て意思表示すら怠けたい、元々ホウレンソウできないクズがラクするために使ってる感ある
— くろひつじ (@m0fush66p) July 20, 2021
事務担当をされているツイッター主の職場で退職代行を使った人を「クズだ」と感じているようです。
発言の中からは、退職代行業者が代行業務に失敗して利用者自身が尻拭いした内容もみてとれます。
「業者の良し悪しすら判別のつかない人間」=「クズ」と前述のツイッター主よりも「された側は面倒なんだよ」という心情が伺えます。
SNS上ではさまざまな立場の方が「退職代行はクズ」と批判されているのが分かりますが、批判している人に共通しているのは「誰も利用者の心情を理解していない」ということ。
批判している人の親しい人や家族・身内の人が苦しい状況を抜け出したくて退職代行を利用しても同じことが言えるのでしょうか?
一般的に親しい人や家族・身内の人が退職代行を使っても「大変だったんだね」と思いはすれど、「クズ」と批判できる人はいません。もちろん、「クズ」と言われて良い気分になりませんし、そもそも他人を「クズ」呼ばわりして良いという道徳も存在しません。
ではなぜ、クズと批判されてしまうのか?
次の項目で「退職代行はクズ」と批判されてしまう原因について見ていきましょう。

退職代行サービスを利用するのはクズと言われる原因は、おもに3つあります。
クズと発言する本質はあくまで本人の状況を理解していない、単なる「無責任な批判」であることがほとんど。
実際にクズといわれる原因について、それぞれみていきましょう。
退職代行はクズと言われる原因として、「何も言わずに辞めるから」という意見が挙げられました。
退職代行サービスなるものがあるらしいけど、俺は反対派かなー。
— 上津 (@kamitumihara) December 11, 2018
ウチは業界的にバックレとかが多いんだけど、正規の手続きも踏まず「辞めます」とも言えない人は、多分どこに行っても何も変わらないと思う。
精神的に追い詰められた人の最後の砦として、選択肢としてはあってもいいかも知れないけど。
あわせて以下のような批判的な意見をされることも…。
上記のような意見は、完全に第三者の無責任な意見なんですよね。
例えば、相談しようとしても無視される職場だったらどうでしょうか?
そもそもホウレンソウが成り立ちませんし、進退の相談なんてもってのほか。日常的に存在自体を否定されるような職場だったら、学習性無力感を感じてしまい上司や同僚に何も言えなくなります。
学習性無力感(がくしゅうせいむりょくかん)とは、長期にわたってストレスの回避困難な環境に置かれた人や動物は、置かれた状況から逃れようとする努力すら行わなくなるという現象のこと。
うつ病やPTSD(心的外傷後ストレス障害)と似た症状を示し、支配的な家庭で育った子供や硬直化した職場で働く大人などの抑うつ状態を説明することにも用いられることがあります。
もちろん、無責任な批判をしている人は自分の存在を否定されるような職場を経験したことがないから無責任なことが言えるのです。
筆者の周囲でも散々批判する側の人が実際に批判される側の立場に立つと「なんで自分だけ」と自己憐憫に陥るのを何度も見てきました。
「何も言わずに辞めるから」という批判的な意見を挙げる人は、そもそも退職代行を利用する人の状況を理解していないことがほとんどだということが理解できるでしょう。
退職代行はクズと言われる原因として、「引継ぎをせずに辞めるから」という意見が挙げられました。
うぉーーい(҂˘̀^˘́)ง職場の同僚が突然辞めたんだけど!退職代行使って!信じられない行動に唖然!担当している仕事も全て中途半端に放置。誰が引き継ぐんだよ。唯一女同士の私にも一言ない。人間ってやっぱり信じられない。簡単に裏切る。
— Ri—Min✩.*˚ (@Ri___RYUCHI) October 1, 2020
あわせて以下のような批判的な意見をされることも…。
上記の批判的な意見は、批判する側が「自分だけはとばっちりを受けたくない」という、自己保身的な意見なんですよね。
引継ぎを面倒に感じる人が多い職場は、基本的に「互いに助け合う」企業文化を持っていないことがほとんど。つまり、「自分だけ良ければそれでOK」と考える人が多く、当人たちはその事実に気付いていません。
互助関係の築けない企業文化が醸成された職場では、退職代行利用者に限らず、批判している側も一歩間違えば、自分自身も同じ状態に陥るといった、いわば被害者です。
悪いのは企業文化を正しく醸成できなかった会社側の責任であると言えるでしょう。
退職代行はクズと言われる原因として、「他の人に頼って辞めるから」という意見が挙げられました。
退職代行で辞めるやつは人間のクズだな
— 毎日普通マン (@chan367774370) January 6, 2021
自分から入れされてくださいって言ったのに辞める時は人の力で退職するという無責任な辞め方
だからバカにされるし次の場所でも自分が何が悪いかわらないまま同じ事を繰り返す
あわせて以下のような批判的な意見をされることも…。
上記の批判的な意見は、批判する側が「利用者の行動がそもそも理解できない」という、無知・無理解な意見なんですよね。
引継ぎを面倒に感じる人が多い職場は、基本的に「互いに助け合う」企業文化を持っていないことがほとんど。つまり、「自分だけ良ければそれでOK」と考える人が多く、当人たちはその事実に気付いていません。
「他の人に頼って辞めるから」という批判的な意見を挙げる人は、そもそも「自分自身が面倒なことに巻き込まれたくない」という他責思考があるからといえるでしょう。
批判する人にこそ、利用者さんと同じ立場でつらい状況を経験してから「それでも退職代行を使うのはクズですか?」と問うてみたいものです。
退職代行利用者を批判する意見はさまざまですが、もちろん「退職代行はクズ」と批判する側にも問題があります。
具体的な理由は以下の通りです。
自分と合わない職場で自分自身をすり減らしていくことは、あなた自身だけでなく、社会にとっても大きな損失といえるでしょう。大きな損失を出さないためにも自分自身の誤った判断は、早々に手を打つ必要があります。
退職代行を利用することがクズではない理由について、それぞれみていきましょう。
労働者には職業の自由と同じく退職をする自由もあり特定の職業(自衛隊)や雇用契約を除けば、基本的に会社側が退職を拒否することはできません。
民法では期間の定めのない雇用契約については、いつでも解約の申入れをすることができるとされており、解約の申入れの日から、2週間で終了することとなっていますので、会社の同意がなければ退職できないというものではありません(民法第627条)。
雇用契約期間の定めがある場合は、原則として、使用者は契約期間の満了前には労働者を辞めさせることが出来ない反面、労働者も契約期間中は会社を辞めることができません。
大阪労働局
民法第628条によると、雇用の期間を定めたときといえども、やむを得ない事由がある場合は、各当事者は直ちに契約を解除することができることとされています。
一方で退職に関するルールが民法では定められているため、最低限のルールに従って辞める必要があります。
上記のとおりに最低限のルールに従って退職することは非常識でもクズでもありませんし、退職を申し出るのが自分の力では難しい場合、第三者(退職代行業者など)に依頼することは決して不適切ではなく、むしろ合理的であるといえます。
退職代行はクズといえない理由として、そもそも職場環境が悪いことが挙げられます。
新入社員のひとりが退職代行を使って辞め、怒り狂った部長が「こんな辞め方をする奴はクズ」的な事を会議で叫んでましたが、その後かえって“退職代行飛び”がブームになっていっぱい辞めました。退職ラッシュ。申し出るのが怖い環境じゃそうなるよねって感じ。ちなみに全部実話です
— ADHD女の日常 (@ADHD19951107) April 2, 2022
退職代行する奴がクズじゃなくてそこまでして辞めたいって環境を作る会社が終わってんだよなぁ だから離職率高いんだよな 根本的な問題が解決しないからなぁ
— こばたつ (@afdc1257) April 15, 2022
連総研の調査によると4人に1人(26.9%)が自分が勤めている会社を「ブラック企業」と認識し、2割弱(17.0%)の人が過去6ヶ月以内に体調を崩した経験があると回答しています。
一方で「ブラック企業」と認識している人のうち2割強(正社員:23.3%,非正社員:24.4%)がすぐにでも転職したいと考えています。
そもそも職場環境が悪かったら、「退職代行はクズ」と批判する前に「退職代行を使われない」職場環境に改善することが先決ですよね。もちろん、体調を崩したりなどで働けなくなっても職場が一生涯を保証してくれるわけではありません。
したがって、退職を言えないほど職場環境が悪い場合は、心身に変調や異常をきたしてしまう前に第三者の力を使ってでもいち早く抜け出す必要があります。
退職代行サービスを利用するのはクズじゃない理由として、そもそも職場の「上司のプレッシャーがキツイこと」が挙げられます。
上記のような上司の場合、前時代的・支配的な言動をすることがほとんど。「部下は使い捨て部品」のような扱いを受けることも…。上司のプレッシャーがキツイ職場では、心身ともに疲弊して、体調を崩してしまうことも考えられます。仮に体調を崩してしまっても、原因の上司は責任などとってくれません。
あなた自身が萎縮してしまっていきいきと働けない職場は、早々に見切りをつけて、転職活動に専念したほうが良いでしょう。
退職代行サービスを利用するのはクズじゃない理由として、「職場と従業員がミスマッチ」が挙げられます。
上記のような、職場とのミスマッチをしている場合、真綿で締められるよにストレスが蓄積していき、メンタルに異常をきたしてしまうことも…。職場環境自体が良くない場合、どんなにあなた自身が退職を申し出ても「辞めさせてくれない」といった事例も見られます。自分の力で退職できない場合、第三者に介入してもらうほかありません。
自分自身のパフォーマンスが上がらないミスマッチを起こしている職場でのあなたの時間は、人生の中で非常に大きな損失。自分のやりたいことが決まっている場合は、早々に見切りをつけて退職したほうが双方にとってもコスパが良いといえるでしょう。
退職代行サービスを利用するのはクズじゃない理由として、職場がホワイトでも「退職にはエネルギーが必要」であることが挙げられます。
特にブラック企業や職場環境が良くない場合、退職するだけでも相当のエネルギーが必要です。人によっては、エネルギーを使い果たし、辞められずにずるずると半年~数年が経っていたなんてことも。
そもそも、辞めさせてくれない職場に使うエネルギーほどムダなものはありません。さっさと見切りをつけて、第三者に介入してもらうほうがあなた自身の大切な時間や健康を損なわずに済みますよ。

前項では、「退職代行はクズではない理由」を解説してきました。
それでも「やっぱりクズなのでは・・・」と否定的な見方をする人もいるでしょう。
とはいえ、「クズ」と言われる退職代行にも利用を検討するだけのメリットがあります。
退職代行を利用する人の多くは、「仕事を辞めたいのに辞められない」状態であることがほとんど。なるべく自分自身へのストレスが少ない状態で次へのスタートが切れるのが魅力ともいえるでしょう。
具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?それぞれのメリットについて、みていきましょう。
多くの退職代行サービス利用者がメリットとして感じることに「自分で退職を言わなくて良いこと」が挙げられます。退職代行サービスを利用すれば、苦手な上司や職場に自分で退職の意思を伝える必要はありません。
例えば、職場の上司のプレッシャーがこわくて退職を言い出せない場合でも退職代行サービスが代わりに伝えてくれます。
自分で退職の意思を伝えられる人は、退職代行サービスを使う必要がありません。退職代行サービスを使わなくても会社は辞められます。
しかし、自分で退職の意思を伝えられる人は、想像以上に少ないものです。人間関係や職場環境など、事情はさまざま。そもそも、退職を切り出すにはかなりのエネルギーを消費することがほとんど。退職する際に消費するエネルギーを転職活動に使ったほうがよっぽど建設的といえますね。。
退職代行サービスを利用すると退職の際に消費するエネルギーを省エネし、転職活動に最大限活かすことができます。退職代行利用者が実際に感じたからこそ、メリットの1つとして、「自分で退職を言わなくて良いこと」を挙げたといえるでしょう。
多くの退職代行サービス利用者がメリットとして感じることに「会社に行かずに退職できること」が挙げられます。退職代行サービスを利用すれば、苦手な上司や職場の人と顔を合わせる必要がありません。
退職代行サービスを活用すれば、あなたが苦手な職場へ行くことなく退職することが可能。なぜなら、退職に必要な手続きは、すべて業者が代行してくれるからです。
精神的な辛さは、本人にしか分かりません。本人の意志とは関係なく、突然、症状として現れることも…。特に症状として表面的に出ている状態のときは、会社に行くのは非常に困難。無理をしたがために事故やトラブルに巻き込まれてしまうケースも少なくありません。
退職代行サービスを利用すると、自分自身が辛くて家から一歩も出られないときでも、出社することなく退職することができます。退職代行利用者が実際に感じたからこそ、メリットの1つとして、「会社に行かずに退職できること」を挙げたといえるでしょう。
貸与物の会社から支給された備品などは郵送で返却がおすすめ。
基本的に最終出勤日にすべて返却を済ませてから退職するのが望ましい。
しかし、退職代行を利用して、即日退職する場合は、後日、郵送記録が残る方法で返却しましょう。
大手優良企業にお勤めの方は、縁遠い話に聞こえるかもしれませんが、退職代行サービス利用者がメリットとして感じることに「有給を消化して辞められること」が挙げられます。退職代行サービスを利用すれば、なかなか取得できなかった有給休暇を取得してから退職することも可能です。
有給休暇は職場によっても取得しにくいことがほとんど。
有給休暇の取得は、本来、労働者に認めらている権利のはず。しかし、日常業務の忙しさや人手不足と相まって、なかなか取得できないことも…。
≫参考:厚労省(外部サイト)
働き方改革以降、大企業を中心に有給休暇取得の義務化は進められてきていますが、会社の原動力ともなる若手社員が自発的に有給休暇を取得できることは、極めて稀。多くの場合、会社側からの要請で仕方なく使いたくもない有給を取得させられていることがほとんど。
退職代行サービスを利用すると、これまで取得できなかった有給休暇を退職日までに消化して、退職することができます。つまり、有給休暇を消化することで即日退職が可能。退職代行利用者が実際に感じたからこそ、メリットの1つとして、「有給消化して辞められること」を挙げたといえるでしょう。
そもそも「退職をさせない」・「有給休暇を取得させない」のは違法行為。ムダなエネルギーを消費するよりも、退職代行を有効活用して、ストレスフリーな日常を取り戻しましょう。
これまで退職代行利用者=クズ批判について解説してきましたが、一方で退職代行業者=クズについても確認しておきましょう。
貸し金は時効で美味しくないからね
— カンタマ (@kantama_finance) August 20, 2019
事務系弁護士が退職代行に移行したっぽいね
まだ当分の間は無限に湧いてきそうだし
残業代無くなっても縁切り屋として仕事になりそう(´・ω・`)
完全にクズ
【退職代行業者(労働組合)への対応】
— 田中法律事務所@秋田 (@tanakalawoffice) November 8, 2019
従業員が出社しないと思っていたら、突然、退職代行業者から会社に手紙が来た・・・
しかも、弁護士法違反が疑われる退職代行業者は、弁護士法の規制を避けるために労働組合という形をとっていることがあります。
退職代行はクズと批判する人の中には、利用者に対して批判しているものもあれば、代行業者の対応の不味さや企業体質を指して「クズ」と批判している意見もありました。
退職代行業者=クズと批判している声の対象先には、悪質業者~悪質とはいえなくても金儲け主義のアコギな企業体質を際しているものまでさまざまです。
確かに利用者が「自力で退職することが不可能」な状態で退職代行業者を頼ったところで、真摯に業務を遂行してくれる業者であれば、「退職代行はクズ」といった批判も少なくなるはずです。
とはいえ、退職代行業者=クズと批判されるような業者選びのポイントはあるのでしょうか?
次の項目では、クズ(悪質業者)を避ける退職代行業者の選び方について見ていきましょう。

一口に退職代行といってもサービス運営元もさまざまで、中には悪質な業者も一定数存在します。
そこでこの項目では、クズ(悪質業者)を避けるための業者選びのポイントについて解説していきます。
具体的に重要な業者選びのポイントは、以下の5つ。
上記の5つのポイントのうち、特にどこを重視するかによって利用すべき退職代行業者が異なります。
実際にそれぞれの内容について見ていきましょう。
実は退職代行サービス=一般会社ではなく、以下の3つの団体によって運営されています。
名前は同じ「退職代行」でも運営元によってできる内容が異なります。
「思っていたのと違った」とミスマッチしないためにも違いを理解しておきましょう。
各運営元とサービスの違いは以下の通り。
| 比較項目 | 労働組合法人 | 弁護士事務所 | 一般企業 |
|---|---|---|---|
| 会社への通知 | できる | できる | できる |
| 即日退職 | できる | できる | できる |
| 有給休暇の消化 | できる | できる | できない |
| 残業代などの請求 | できる | できる | できない |
| 裁判の代理人 | できない | できる | できない |
| 料金相場 | 2~5万円 | 5~20万円 | 1~5万円 |
会社との交渉ができるのは「労働組合法人」と「弁護士事務所」だけ!
どの退職代行サービスでも「〇〇さんが退職したいと言ってます」と会社側に伝えることは問題ありません。
しかし、会社側との交渉やトラブル対応が可能かどうかに関しては、サービス会社によって対応できないことも。
退職したい旨を伝えた場合、「辞めさせない」・「退職届を受理しません」などと言われてしまうことも。
退職代行を利用してもブラック企業の場合、退職できないことがあります。
退職に際して、有給を消化させない・残業代を支払わないといったケースも。
一般企業の場合、交渉ができないため、退職失敗するケースがほとんど。
誤って交渉しようとすると弁護士法に抵触する恐れも。
労働組合法人の場合、「団体交渉権」を行使して会社側と交渉可能。
しかし、労働トラブルなどに関しての交渉は、おこなえません。
弁護士事務所の場合、弁護士法に則り会社側と交渉可能。
労働トラブルや訴訟まで依頼者をサポートすることができます。
≫退職代行を利用する前に気をつける3つの注意点
トラブルの有無を問わず、会社を確実に辞めるには交渉できる退職代行サービスを選ぶのが無難と言えるでしょう。
一方でトラブルになり得る可能性がある場合は、弁護士事務所が運営している退職代行サービス一択です。
したがって、退職代行サービスを選ぶ際は、「どの種類の運営元が運営しているか」に注目しましょう。
退職代行サービスの料金は2万円~10万円と幅広い料金設定になっています。
一般企業や労働組合法人が運営している退職代行サービスであれば2万円~5万円がほとんど。
弁護士事務所が運営している退職代行サービスだと5万円~10万円に設定しているところが多くあります。
弁護士事務所の退職代行料金が高い理由は『損害賠償請求などに対する裁判の代理人』を行えるから。
一般企業や労働組合法人の運営している退職代行サービスでは、裁判に関する対応はすることができません。
したがって、弁護士事務所のほうが高い料金になるのもうなずけることでしょう。
とはいえ、筆者自身の体験談も含めて、裁判に発展するケースはまずありません。
上記の例のように会社の経営に損害を与えるような行為をしていない限りは、裁判沙汰になるケースはほとんどありません。
一方で超絶ブラック企業の場合はどうでしょうか。
退職するだけであれば、一般企業や労働組合法人が運営している退職代行サービスでこと足りるかもしれません。
しかし、パワハラやセクハラなど、退職者側が慰謝料の請求などを申し立てる際は、弁護士事務所に退職と引き続き対応してもらったほうが無難と言えるでしょう。
以上のことから、勤務先にトラブルの元となるものがなければ、一般企業や労働組合法人が運営している退職代行サービスの内容で十分と言えますね。
退職代行サービスを提供している会社は数十社とありますが、大きな差が出るのが対応速度。
問合せのメールやLINEを送って数分でレスポンスのある業者もいれば、数日間連絡がない業者も。
特に問合せをして返信が来るまでの時間は、不安に押しつぶされそうになり、いつもより長く感じる人がほとんど。
返信がなるべく早いに越したことはありませんが、大手と言われる業者でも返信が遅れることもあります。
退職代行業者によって受付時間は上記のようにさまざま。
できる限り24時間対応が望ましいところではありますが、レスポンスだけが早くても不十分です。
対応だけが早くて、実はあなたの要望が叶えられないまま退職の連絡を入れていたなんてことも少なくありません。
受付時間は一応の目安としつつもあなた自身の不安をぶつけてみて、レスポンス良くしっかりと対応している業者に依頼するとよいでしょう。
退職代行のサービスレベルの高さ≒運営実績ともいえます。
運営実績は、これまでの退職代行件数を見ればある程度の予測はつくことでしょう。
とはいえ、実施件数がいくら多くても件数を稼ぐことに注力していて、対応が事務的な業者は選択肢から外すのが無難。
「とりあえず退職はできたけど、モヤモヤする」といった後味の悪い退職になってしまいかねません。
信頼性の面においては、以下の3点を参考に業者選びのポイントとしましょう。
退職代行業者の中には、「業界最大級」と謳っているものの実績を開示しない業者や運営元が不明な会社もよくあります。
あなたの人生をよく分からない業者に任せられますか?
もちろん、任せられませんし、安心してお願いできるとも言い難いですよね。
業界最大手でなくともきちんとした運営実績を明示している業者を選ぶのがポイントといえるでしょう。
退職代行業者選びで意外とネックになるのが支払い方法。
実は良心的な業者とそうでない業者が分かれるポイントでもあります。
いかに頼れそうな業者であっても支払い方法が銀行振込のみだったらどうでしょうか?
ユーザーの利便性を考慮できていない企業本位の業者と見られてもおかしくはありません。
手元に現金はあるけど、万が一を考えて、手元の現金はなるべく使いたくはないもの。
なるべく支出をおさえたい利用者の心理にきちんと寄り添ってくれる良心的な業者は心強いものです。
支払い方法は、2種類以上存在する業者や支払いに融通の利く業者を選ぶほうが無難と言えるでしょう。
退職代行業者を選ぶ基準として、「即日対応」や「返金保証」などを求める意見がありました。
しかし、実はあまり考える必要な要素ではありません。
即日対応については、前述までの選び方1~5をクリアした業者であれば、どの代行業者も大差はありません。しかも実際に退職代行が連絡を行う場合、会社がお休みのときは退職代行側がいくら連絡してもつながらないですよね。
したがって、週明けの月曜日~金曜日で「今日の今日」に退職したい場合を除いては重要な要素ではありません。
他方で返金保証についても重要な要素ではありません。
確かに返金保証がついていたほうが安心な気はしますが、本当に必要なのは「返金保証」ではなく「トラブルなく確実な退職」ですよね。
選び方1~5の基準をクリアした代行業者であれば、民法627条を根拠にしっかりと退職までサポートしてくれますし、そもそも労働者には退職の自由があるので、会社を辞められないということはまずありません。
「苦しい職場からすぐに開放されましょう!」などと即日退職を謳っておきながら、退職失敗してしまう悪質業者も実は一定数存在します。
「退職できなかったら返金」と返金保証を謳っておきながら、内容証明で退職届を送付しても退職できなかった場合~~云々などと実現不可能な返金条件を突きつけてくる業者もいます。
そもそも、返金保証が必要だから退職代行に依頼するのではないですよね?
もちろん、退職したいけど辞められないからですよね。
だとしたら重視すべきは、「確実に退職できるか」・「円満にトラブルなく退職できるか」ではないでしょうか。
間違っても、「返金保証があるので安心です」と返金保証だけを全面に売り込んでくる業者は避けるようにしましょう。
以上のことからも、「即日対応」も「返金保証」も重要な要素ではないことがお分かりいただけたでしょう。
むしろ、返金保証に固執するよりも前項までの選び方で業者を選択した方が失敗することがありません。
クズと言われないおすすめの退職代行については、下記の記事を参考にしてください。
≫【退職代行おすすめランキング】失敗しない退職代行を比較10選!
次の項目では、「退職代行はクズ」と批判する会社に退職代行を利用して退職する流れについて解説していきます。

利用する退職代行が決まったら、実際にどのような流れになるのでしょうか?
退職代行サービスを利用する大きな流れは、以下の3ステップ。
実際に申し込みから退職完了までの手順をそれぞれ、みていきましょう。
退職代行を依頼する会社を決めたら、ホームページから問い合わせ先に連絡を入れましょう。
夜中や祝祭日でも電話やメール、LINEなどで問い合わせができることがほとんど。
あなたにとって都合の良い連絡方法を利用しましょう。
無料相談では、あなた自身が不安に感じていることをぶつけてのがおすすめです。
良心的な会社ほど、あなたの不安が解消されるようにしっかりとした説明や対応をしてくれます。
退職代行を依頼する会社を決めたら本契約に移り、担当者と本格的な打ち合わせをおこないます。
おもな打ち合わせ内容は以下の3点。
特に有給消化や離職票等の発行要請、未払い賃金の支払い請求などのお金に関することは、漏れなく内容に盛り込んでおきましょう。
退職代行業者との打ち合わせは、基本的にLINEやメールなどのやり取りが一般的で直接会うことはほとんどありません。
退職代行の会社が遠かったり、外出が難しい状況でも、オンラインですべて完結させることができます。
打ち合わせで決めた日時や内容をもとに担当者が会社に退職の連絡をします。
あなたが会社とやり取りをすることはありません。
業務の引継ぎやその他要件で出勤要請が出ても交渉可能な業者であれば断ってくれます。
上司や同僚との接触を一切断つことができるので、対人ストレスを軽減できるのは退職代行の大きなメリット。
担当者が会社へ連絡した後、「直接、本人に確認したい」と会社の上司から電話がかかってくることも少なくありません。
電話の対応以外にも自宅や実家などへの訪問(いわゆる自宅凸)をしてくる可能性もあるため「会社からのコンタクトは代行業者を経由してもらう旨」を確実に伝えてもらいましょう。
超絶ブラックな会社が相手の場合は、退職代行業者以外にも労基(労働基準監督署)や最寄りの警察に相談する選択肢も持っておくことが必要です。
担当者が会社に退職の連絡を入れた後に完了報告が入り、退職完了となります。
完了報告とあわせて以下の内容がアナウンスされます。
※会社によって定められた書式がある場合は、所定の書式を使用しましょう。
最終出社日にすべて会社においてから退社するのが理想的ですが、多くの場合は退職代行利用後に返却することがほとんど。
退職届や貸借物、保険証などを漏れなく勤務先に返却する際は、レターパック等を利用すると郵送記録も残るためおすすめです。郵送事故を防ぐためにも一般郵便だけは避けましょう。
会社への連絡や書類による手続きがすべて終われば、晴れて退職完了となります。
退職後の手続きやその後の流れに関しては、以下の記事を参考にしてください。
≫退職代行を利用したその後の7つの手続きを解説
退職代行の会社によって、以下のサポートを実施しています。
基本的にサービス申し込み時点でサポートの要・不要を聞かれることがほとんど。
しかし、退職完了後に改めて依頼することも可能なことが大半です。
必要に応じて、あなたの希望が通るかどうか確認の上、利用すると良いでしょう。
失敗なく退職してもあなた自身の後始末の仕方が悪かったら「やっぱり退職代行はクズ」と言われかねません。
次の項目では、クズと言われなくなる退職前にしておく3つのことについて解説していきます。

退職代行を利用したとしてもクズと呼ばせないためにしておくことは、以下の通り。
たとえ、退職代行を利用して退職したとしても「社会人としての最低限のマナー」は、今後のためにも貫く必要があります。
逆に言えば、社会人としてのマナーを貫いていれば、クズなんて批判的な意見はただの騒音にしか感じなくなります。
具体的には、どのようなことをおこなえばよいのでしょうか?それぞれの内容について、みていきましょう。
社会人としての最低限のマナーとして、「引き継ぎ業務を行うこと」が挙げられます。引き継ぎ業務を行わないことで会社に経済的な損失が出た場合、損害賠償を訴えられてしまう可能性があります。しかし、実際に引き継ぎ業務をおこなう必要はありません。訴訟トラブルを避けるためにもごく簡単な内容であっても、引継ぎ書を作成しておきましょう。
簡単な引継ぎ書とはいえ、顧客先や進捗状況は、最終交渉日時や内容、今後の予定などを記載しておくと、トラブルを未然に防ぐことができます。
作成した引継ぎ書は、プリントアウトして机の上に置いておくか、メールなどで上司や同僚宛に送付しておくと良いでしょう。
社会人としての最低限のマナーとして、「貸与物を確実に返却する行うこと」が挙げられます。たとえ、ボールペン1本であっても、借りパクだけは避けましょう。場合によっては、「業務上横領罪」などで訴えられてしまう可能性があります。
貸与物として、会社から支給されるものの例は、以下の通り。
とはいえ、わざわざ会社まで出向いて、直接返却する必要はありません。
基本的には、郵送返却で問題ありません。ただし、一般郵便ではなく、郵送記録が残る方法で返却を行うようにしましょう。
社会人としての最低限のマナーとして、「退職届に挨拶状を添えておくこと」が挙げられます。挨拶状を添える人は、あまりいません。つまり、挨拶状を添えるだけでも「クズと批判する人よりも社会人マナーを守る」ことになります。
拝啓 ○○の候 皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます
さて このたび一身上の都合により退職させていただくことになりました
長い間公私にわたり色々とお世話になりましたことを厚くお礼申し上げます
いたらぬ私ではございましたが 皆様方のおかげで大過なく勤めさせていただき大変喜んでおります
貴重な経験として これからの人生に生かしていく所存でございます
末筆ではございますが 改めて長年のご厚情に深謝するとともに
皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます
敬具
○○年○○月
住所:○○○○○○○
氏名:○○○○
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上記のサンプル文例は、グーグルドキュメント形式で保存しているので、必要な人は、「コピーを作成して」ご利用ください。
挨拶状は、「退職時」または「転職後」の2つの送付タイミングがあります。退職代行を利用して退職する場合、退職時に挨拶状を退職届に添えるようにしましょう。

これまでに退職代行はクズと言われる生の声や原因・対策方法について見てきました。
もちろん、退職代行を使うことはクズではありません。一方でクズと批判的な意見があるのも事実です。
とはいえ、「クズ」と批判する人ほどあなたが退職代行を利用せずに我慢し、トラブルや心身に異常をきたしたとしても何も責任を取ってくれません。むしろ「こっちに迷惑かけるなよ」と逆ギレしてくる人もいます。
つまり、退職代行を利用しようとしまいと一定数の「何をしても批判する輩」は存在するので気にするだけムダです。
この記事のまとめ
「退職代行サービスを利用するのはクズ」と批判する人は、どこまでいっても何かにつけて批判するもの。騒音にしては、大きすぎるかもしれませんが、気にしていても仕方がありません。
たとえ、あなたが批判的な意見を気にして、退職代行を利用せずに体調を崩してしまっても、批判している人があなたの面倒を看てくれまん。
それでもあなたは、批判的な意見を気にして、自分を守ることを放棄しますか?
退職代行を利用するしないにかかわらず、辞めるタイミングも辞め方もあなたの自由です。ストレスを抱えて、すり減る毎日を過ごすよりも勇気を出して、一歩踏み出してみませんか。
退職ラボでは、あなたの勇気ある一歩を陰ながら応援しています。
退職代行業者を利用したいけど、間違いのない選択をしたい方は、以下の項目もぜひ、参考にしてください。

どうしても退職代行サービスが選べないという人は、以下に挙げる退職ラボ一押しの退職代行を利用しみるのも一つの手です。

退職代行ガーディアンは、退職ラボで一押ししている退職代行サービスです。
おもな理由は以下のとおりです。
退職代行業者によっては「今すぐにでも辞めましょう」とサービス利用をゴリ押ししてくるところもありました。
しかし、退職代行ガーディアンはいきなり退職をゴリ押ししてくることもなく、苦しい現状をしっかりと整理して理解しようと努めてくれました。
他の利用者さんも同意見な方が多く見受けられますが、「東京労働経済組合」ってだけで会社側が面倒事に巻き込まれないようにスムーズに退職手続きをおこなってくれるのがポイント!
自力で退職が困難な人にとって、知名度がある退職代行業者が手続きを代行してくれるだけでこんなにもスムーズに事が進むのか!と自分自身が辞められずに悩んでいたのがアホらしくなるほど。
ぜひ、過去のわたしと同じように職場で苦しい思いをしている人が、退職代行ガーディアンを利用して辛い現状を脱却し、新たなスタートのきっかけになると幸いです。
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